出雲圏域 骨粗鬆症骨折予防協議会「コツコツネット」

第1章　目的及び事業

第１条

本会は、出雲圏域における骨粗鬆症骨折予防のために、基幹病院(急性期病院・回復期病院)と出雲医師会所属開業医が連携・協力をすることを目的とする。

第２条

地域連携は、DXA測定値を中心に骨粗鬆症の評価を行い、病診・診診連携をはかるものとする。また、行政の協力を得て、市民への啓発にも努力する。
さらに、出雲圏域の骨粗鬆症治療状況把握のために統計を取る必要性を考える。

第３条

本会は会員の入会金により運営され、骨粗鬆症治療地域連携ノート「コツコツノート」をもって相互の連携をはかり、DXA検査依頼可能医療機関名・栄養指導可能医療機関名を公表する。

第2章　コーディネーターと事務局本部長および3人委員会

第４条

組織全体を統括するコーディネーターは島根大学整形外科学教室教授が務めるものとする。事務局本部を出雲圏域では島根大学整形外科に置くが、大学内連携を考慮し、事務局本部長はリハビリテーション科医師が.担当するものとする。

コーディネーターは原則として、年1回、「コツコツネット」のシンポジウムを開催し、骨粗鬆症にまつわる情報を講演会形式で、会員および一般医療従事者(医師・歯科医師・薬剤師・パラメディカルスタッフ等)に公開するものとする。
尚、年複数回の開催も可能とする。

事務局本部長は、基幹病院医師1名および出雲医師会所属整形外科医師1名、内科系医師1名を指名し、3人委員会の構成を行う。3人委員会は連携に関する調整を主な業務とする。尚、事務局本部長と.基幹病院医師との兼務は.妨げないものとする。指名された医師の任期は３年とし、再任を妨げないが、世話人会の承認を必要とする。事務局本部長は原則として年1回、世話人会を開催し、会の運営及び会計状況を報告、課題を協議する。
尚、事務局本部長が必要とした場合は、その都度開催できるものとする。
世話人会での承認事項および会の運営状況はシンポジウムで報告されるものとする。

第3章　世話人会および監査役

第５条

事務局本部長は「コツコツネット」世話人会を組織し、出雲医師会所属開業医と島根大学整形外科・リハビリテーション科、島根県立中央病院整形外科をはじめとする基幹病院医師および出雲市担当職員などで構成されるものとする。
世話人会は監査役を1名選任し、任期は3年とする。

第4章　新規入会の申し込み手続き

第６条

新規入会の申し込み受付は、出雲医師会事務局が担当するが、シンポジウム開催時にも可能とする。申し込み用紙記入をもって、入会手続きとする。
また、医師会事務局あてに所定用紙でのFax申し込みも可とする。
出雲医師会事務局は、「コツコツノート」利用説明文、連携用の診療情報提供書サンプル等を提供し、さらにコツコツノート・連携ステッカーの販売を行う。

（R3現在）入会金

出雲医師会所属診療所開業医　2,000円、病院　3,000円（連携ステッカー代金　　診療所開業医　2枚　病院　4枚を含む）

コツコツノート入会時購入	1部	10円	100部単位
入会後追加購入	1部	15円	100部単位
連携ステッカー追加購入	1枚	100円	1枚単位

入会金並びに以上に掛かる代金は、出雲医師会に口座登録をされている医療機関の場合は、出雲医師会会費等の口座振替金額に随時加算して徴収し、出雲医師会口座振替領収書の書面をもって領収書の代用とする。
出雲医師会に口座登録をされていない医療機関の場合は、現金にて納入（持参）し、医師会事務局にて「コツコツネット」事務局本部長の名前で領収書を発行する。

入会申込書等の記入およびコツコツノート・連携ステッカーの受取は代理人でも可とする。尚、以上において退会時の返金はないものとする。退会時は速やかに医師会事務局に連絡するものとする。
事務局本部長は医師会事務局と適宜連絡をとり、状況を掌握し3人委員会で協議する。

第5章　その他の事項

第７条

規約、連携の内容、コツコツノートへの疑義対応は事務局本部長ならびに3人委員会が担当するものとする。

第８条

3人委員会および監査役の任期開始を令和4年1月からとする。
会計期は1月から12月とし、世話人会開催時に会計報告をするものとする。
(但し、令和3年分は令和4年に含める)

第９条

規約の見直しは、世話人会で適宜協議、承認のうえで、シンポジウムの際に公表するものとする。

以上を令和3年12月8日より発効とする。